アンプの寿命はどのくらい?少しでも長く使うにはどうしたらいい?

公開日:2022/03/15 最終更新日:2024/02/12

購入した時は決して安くはないアンプ、いつまで使用できるのか寿命はどれくらいなのか、先々を心配してしまう人もいるかもしれません。アンプの寿命があるとしたらどのくらいなのか、また、可能な限り長く使うためにはどのようなことを心がけたらいいのか、解説していきますので参考にしてみてください。

アンプの寿命

アンプの寿命ですが、はっきりと年数で表すことはできないといいます。どういうことかというと、アンプはメーカーや機種によって耐久性が異なるのに加え、故障や調子が悪くなったとしても部品を交換することで通常通り使用できるからです。もし部品を交換・修理しても正常に作動しなくなった場合は、その時がアンプの寿命だといえるでしょう。

取り扱い方によっては寿命が短くなることも

アンプに使用される部品の寿命は、その耐久性が関係する他に使用環境や管理の方法によって変わってくるものです。どんなモノでもそうですが、大切に使うことで長持ちさせることができ、アンプも同じで丁寧に取り扱い大切に使用することで、寿命も伸びる可能性があります。

長時間放置は危険

乱暴な取り扱いをせずきちんと保管したとしても、残念ながら寿命が短くなることもあります。アンプを使用せず長時間放置すると、通電しないことで内部の部品が劣化し問題が発生することもあります。

アンプのなかでもとくに劣化しやすい部品

アンプはさまざまな部品で構成されていますが、とくに劣化しやすい部品といえば「真空管・トランジスタ」「コンデンサ」「スイッチ」「プリント基板」があります。これらの部品はどのように劣化するのか説明します。

真空管・トランジスタ

真空管もトランジスタも、入力信号を増幅し出力するための部品になります。真空管は見た目が電球のようなガラスのチューブの部品です。トランジスタは電子部品で、いかにも「部品」という見た目ですが、真空管はアンプに取り付け電源を入れると発光し、幻想的で美しくインテリアとして楽しむこともできます。トランジスタの劣化は外から見ただけでは分かりませんが、真空管の場合は内部もよく見えるため、ヒーター回線の切断などの破損が分かりやすいです。

コンデンサ

電気を蓄え、放出する部品になります。コンデンサの中の電解液がドライアップ(蒸散)することにより劣化し、内部の圧力が高まって膨張や亀裂を生じます。これにより液漏れを起こしてしまうと、基盤や周辺の部品が故障することもあるので、コンデンサの劣化・故障には注意が必要です。

スイッチ

これは分かりやすい部品だと思いますが、アンプには電源スイッチや音量のボリュームを調整するスイッチ、音域を調整するスイッチなどがあります。劣化しやすいのはボリュームスイッチで、これは頻度が高いことが原因です。

プリント基板

電子機器としての動作に必要な回路基板で、劣化・故障することでアンプが正常に動作しなくなります。プリント基板は湿気に弱いので、結露しやすい窓の近くや水回りの近くなどにアンプを設置するのは避けるようにします。

アンプの寿命を延ばすには

アンプの寿命を延ばすためにするべきことは、次のようなものがあります。

定期的なメンテナンス

どんな機器でもそうですが、正常に作動させるために定期的なメンテナンスは欠かせません。アンプの場合、放熱させるために空気を通すような構造になっているので、どうしても内部にホコリが溜まりやすいという特徴があります。ホコリが溜まれば故障の原因になりますから、定期的に電源を入れるのはもちろん、それなりの知識がありアンプの構造などに詳しい人なら、アンプ内部のメンテナンスも行ってください。

保管方法に注意

まったく使用せず置いておくだけなら汚れない、そう思うかもしれませんが、放置することでアンプはホコリをかぶってしまい故障の原因にもなります。しばらく使用しない場合は、ホコリが溜まらないようにまめに掃除を行いましょう。ホコリを避けるために、押し入れにしまったり箱に入れたりして保管するのはNG、空気が通らないことで湿気が籠りやすくなるので、通気性のよい場所に置きつつホコリが溜まらないような掃除をしてください。

アンプの寿命は明確にはいえませんが、部品を交換することで長く使い続けることができ、一般的な家電製品などに比べればその寿命は長いといえるでしょう。しかし、取り扱いや保管方法によっては通常よりも短くなることもあります。メンテナンスしだいで寿命を長くすることは可能、つまりアンプの寿命を決めるは所有している本人だということになるでしょう。

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