査定前にオーディオ機器を掃除するのはダメ!その理由は?

公開日:2020/02/15 最終更新日:2024/02/15

一度綺麗に掃除してから査定に出そうという人もいますが、実はオーディオ買取を利用する場合は、査定前に掃除をしてはダメだと言われることもあるのをご存知ですか。では、綺麗にしておくほうが高く評価してもらえるはずなのに、なぜ事前に綺麗にしてはダメだと言われてしまうのか、その理由を見ていきましょう。

誤った掃除方法をしてしまう可能性があるから

オーディオは、精密機器なので見た目以上に繊細で、掃除方法によっては余計なダメージを与えてしまう可能性があります。もちろん汚れたままにしておくことは良くなく、特に埃がある場合は綺麗に取り除いておくことが重要です。

ただ、埃を取り除くからといって掃除機を利用すると、思わぬトラブルが起きてしまう可能性があります。オーディオはカバーを開いて綺麗にすることもできますが、その際、基盤に掃除機のノズルが当たってしまうと故障の原因となるからです。

また静電気にも弱いので、ソケットを抜いてすぐに作業を始めてしまうのも決して良いとは言えません。したがって、綺麗にすること自体は悪いことではないのですが、その際に誤った方法でおこなってしまう可能性があるので査定前にはしないほうが良いと言えます。

案外綺麗にするのには時間がかかるから

査定前にオーディオを綺麗にしておきたいというのは、高額買取のためにも必要なことだと言えますが、実は避けるほうが無難です。その理由の一つが、綺麗にするためには想像している以上に時間がかかってしまうので、忙しいときには適していないということです。オーディオ機器の表面は、時間が経過するにつれてどんどん埃や皮脂などが付着してしまいがちです。

またタバコを吸う人はタバコのヤニがべったりとついてしまっていることもあり、簡単にはなかなか取除けません。この場合は、まずはアルカリ洗剤を利用して綺麗にするのですが、本体にアルカリ洗剤が残った状態になると導電性が低下してしまったり腐食の原因となりえます。

したがって、アルカリ洗剤で綺麗にした後は、何度も水拭きをして洗剤を取り除かなければならないのですが、それに時間がかかってしまうことも多々あります。だから忙しい時間におこなおうとすると、急いでしまい作業が雑になってしまう可能性も出てきます。その結果洗剤が表面に残ってしまい、結局オーディオの状態を悪くしてしまうこともあるので、時間のないときに掃除をするのは得策とは言えません。

無水アルコールを買ってくるのが結構面倒

頻繁に綺麗にする人は別ですが、それほど綺麗にする習慣がない人の場合、手元に無水アルコールがないということは多々あります。ただ、オーディオなどを掃除するときはできるだけ水を利用しないのは基本なので、内部を掃除するときは無水アルコールを利用するほうが無難です。

そうすれば電気製品の内部まで綺麗にすることができるので、可能な限り埃や汚れを取り除くことができるからです。ただ通常良く販売されているのは水で薄めた消毒用アルコールであり、無水アルコールではありません。だから、消毒用アルコールを利用してしまうとそこに含まれている水分によってトラブルが起きてしまう可能性が出てきます。

また無水アルコールをわざわざ買いに行くのも面倒ということも多く、いざ綺麗にしようと思ったときにすぐに作業に取りかかれない面もあります。もちろん無水だからといってそのまま一度拭いたら放置して良いわけではなく、しっかりと乾拭きして表面に残っていない状態にしなければなりません。

しかも手間の割にそれほど査定額がアップしない可能性もあるので、無理に綺麗にするのではなく、表面の埃を柔らかな布で少し取り除く程度にしておくほうが良いでしょう。

オーディオ買取を利用するときは、査定前に綺麗にしておくほうが良いと言われることが多いのですが、査定直前の掃除は避けるほうが無難です。一つは埃を取り除こうとして掃除機を利用すると基盤に触れてしまい、余計なトラブルを起こす可能性があるからです。

また頑固な汚れはアルカリ洗剤で綺麗になりますが、その後洗剤を残すのは良くないので何度も水拭きしなければなりません。内部は無水アルコールを利用して綺麗にできますが、買うのが面倒だし、その後の乾拭きも必要です。したがって無理に綺麗にするのではなく、査定に出すときは柔らかな布で表面の埃を軽く取り除く程度で十分です。

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