オーディオ買取業者に依頼するデメリットはある?

公開日:2019/10/01 最終更新日:2024/02/15

オーディオの処分する場合、買取業者が便利でスムーズに現金化ができるうえ、任意に売り方を選べるなどのメリットがあります。

しかし一方では、買取業者ならではのデメリットもあり、その内容をここでチェックしてみましょう。

ネットオークションなどより買取価格が安くなりがち

オーナーからすればオーディオの買取価格が気になるところですが、買取業者を利用する場合、この点にデメリットがあると言えます。それは、個人間取引と比べると、買取価格が低めになる可能性があることで、自分で売りに出したほうがお得に売れる可能性があります。

個人間取引の場合は、純粋に品物の価値で売買することができるため、手元に残る金額も多くなる傾向がありますが、買取業者の場合はそうではありません。人件費や店舗の維持費、広告代などのコストを掛けながら運営をしていますので、買取価格もマージンを差し引いた金額となるのです。

業者からすれば買取サービスというのは仕入れ作業であるゆえに、利益を狙う分、手元にくる金額は個人間取引と比較して小さくなりがちで、より高く売りたい人にとっては不都合になり得ます。

しかしながら、必ずしも買取業者だからといって安くなるわけでもなく、確かな鑑定力でオーディオの価値を見極めてくれることで、ネットオークションやフリマアプリなどで売るよりも高値になるチャンスも秘めています。

査定を受け金額を出してもらった後でもキャンセルができるため、一度買取業者の金額を調べてから、そのまま引き取ってもらうのか、ネットオークションなどで売るべきなのかを考えるのもおすすめです。

買取業者によって価格が異なることが多い

買取業者を利用するときのデメリットに、店舗によって付けられる価格が違っていることも挙げられます。巷にはさまざまな買取業者が存在し、それぞれで査定の仕方や在庫状況なども違ってくるのですが、その結果、個々で提示する金額に差異があるうえ、価格差も決して小さくないことがあるのです。

つまり高く売るにはいろいろな店舗の査定価格をリサーチしてみることが欠かせず、その作業に手間がかかることで煩わしさを感じる可能性が考えられます。しかしながら、中には簡単に査定を受けられるところもあり、例えばメールやトークアプリなどを利用して、直接品物を見てもらわずとも金額を示してもらうことができるのです。

この方法なら手間を掛けることなく価格のリサーチをおこなえ、どの業者が高値を付けてくれるのかを楽に調べることができるでしょう。とはいえ、査定の精度は低めとなってしまうため、実際に実物を見てもらった結果、当初の予定よりも低い金額を付けられる可能性がある点には注意が必要と言えそうです。

売り方によっては時間が掛かることも

ある程度の規模の買取業者となると、店頭へ持ち込みをして売る方法以外にも、自宅などに出張にきてくれたり、宅配で送って売ったりできる方法が用意されています。店頭買取や出張買取を利用して売るのなら、その場で査定を受けられ、代金もスムーズに受け取ることができますので、売却の完了までさほど時間も掛からないでしょう。

しかしながら、宅配で売る場合は違っており、品物を送らなければいけない分、査定段階に入るまで時間が掛かるうえ、代金を振り込んでもらうまでに、日数を要してしまうことがあります。

どのくらいの時間が掛かるのかは買取業者ごとで異なりますが、1週間以上も要することもあるため、速やかに現金化をしたい場合ですと不便があるかもしれません。早めに売りたい場合は店頭に直接持って行くか、出張を依頼するのが無難と言えます。

手っ取り早くオーディオを売るときに役立つのが買取業者で、プロからの査定なら適切な価値を付けてもらえるという安心感を持てるはずです。

ただ、買取価格は安めになるほか、店舗ごとで価格差があるために比較が欠かせないといったデメリットや、売り方によっては売却完了までに時間を要してしまう不便があります。これからオーディオ買取を依頼したいオーナーは、こういった不便があることをよく理解し、どのように売るのがベストなのかを見極めるようにしましょう。

オーディオ買取業者比較表

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