査定額に影響する?オーディオ機器のメンテナンス方法を学ぼう!

公開日:2021/06/15 最終更新日:2024/02/12

日頃からオーディオ機器のメンテンナンスを正しい方法できちんと行っておくことは、オーディオ機器の劣化を防ぎ、長持ちさせることにつながります。また、オーディオ機器を売却する際にも、少しでも状態がきれいな方が高値で買い取ってもらえる可能性が高くなります。そのため、メンテナンス方法を学び、日頃からきれいな状態を維持しましょう。

オーディオ機器のメンテナンスで使用するアイテム

オーディオ機器のメンテナンスで使用するアイテムは主に「綿棒」「無水アルコール」「ベンジン」「ミシン油またはシリコングリス」です。綿棒は、オーディオ機器の液体を染み込ませて細かい部分の汚れを取り除く際に使用します。無水アルコールは、無水酒精とも呼ばれ、水分を含まないエタノールのことです。

オーディオ機器は電子機器のため、水を含ませた布なので拭くことは通電の危険があり、適していません。その代わりに使用するのが無水アルコールです。無水アルコールは電気を通さないため、通電の危険もなく電子機器の掃除に適しています。

しかし、使用する際は次の2点に注意してください。無水アルコールは揮発性が高く、肌に触れると肌の水分を蒸発させてしまうため、必ず手袋を着用し換気をしながら使用しましょう。また、容器の材質によっては溶けてしまう場合があるため、別の容器への詰め替えはしないように注意してください。ベンジンは、油を溶解させる働きがあり、洋服のシミ抜きなどに使われる液体です。しつこい汚れにはベンジンを使用しましょう。

使用する際は、無水アルコールと同様に必ず手袋を着用し、火気を避け、換気をしながら使用してください。ミシン油やシリコングリスは動きが悪い部分の潤滑剤として使用します。なお、ミシン油はプラスチックへの使用は適していないので、シリコングリスを使用するなど、使用場所によって使い分けましょう。

オーディオ機器のメンテナンス方法を学ぼう!

オーディオ機器のメンテナンスの基礎は、ほこりを取り除くことです。基本的には、乾いたやわらかい布でこまめにほこりをふき取りましょう。布でふき取れない細かい部分には綿棒を使用しましょう。綿棒に無水アルコールを染み込ませて掃除すると、よりきれいになります。

ベンジンも使用できますが、オーディオ機器のメンテナンスに慣れていない人は、まずは無水アルコールのみでも充分です。また、使用していない端子がある場合は、ほこりや湿気から守るためにジャックプロテクターなどで保護するようにしましょう。

オーディオ機器の劣化を防ぐためには設置場所の工夫が大切!

オーディオ機器は、設置場所によって劣化具合が変わります。適切な場所に置くことで劣化を防ぎ、長持ちさせられます。設置場所として避けるべき場所は「窓際」です。オーディオ機器は熱に弱く、窓際に置いてしまうと直射日光が当たり、日中に暑くなりやすいため避けましょう。また、冬は結露して湿気が発生する可能性も高いです。オーディオ機器を熱や湿気から守るためにも窓際設置は避けてください。

窓際しか置く場所がない場合は、窓から20cmほど距離を取って設置するようにしてください。また、壁に近づけすぎるのも要注意です。風通しが悪いと熱がこもるので、壁からも20cmほど離して設置しましょう。オーディオ機器を設置する際には「直射日光を避ける」「湿気を避ける」「風通しのよい場所に設置する」この3点に注意して設置場所を決めましょう。

オーディオ機器のメンテンナンスは、日々こまめに布で乾拭きすることが基本です。メンテンナンスに使用する道具も薬局や工務店で揃えることができ、手軽に掃除できます。設置場所に気を付け、日頃からほこりを避けてこまめに掃除をすることでオーディオ機器を長持ちさせることができるでしょう。売却の際も、きれいな状態の方が査定額も高くなる可能性があります。正しいメンテナンス方法でオーディオ機器を大切に使用していきましょう。

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