車のオーディオ製品のなかでも人気を集めている製品は、高く売却できる可能性があります。あくまで保存状態やメーカーなどにより価格は変化しますが、不要になったカーオーディオは売却できます。ただし、高く買い取ってもらうためにはコツがあるため、その方法を理解しておきましょう。今回は、カーオーディオの売却方法について解説します。
古くても買取可能なカーオーディオ
もし、別のオーディオへ替えるときや車を売却するときに、カーオーディオを取り外すことがあるかと思います。そのときに家電ごみとして処分せずに、不要になった機器を売却しましょう。売却できる可能性が高いものとして、主に次のような商品です。
カースピーカー
国内メーカーのみならず海外メーカーも人気を集めています。料金の目安として、ALPINE製の場合は7,000円～2万2,000円となっています。ロックフォード製の場合3,000円～1万2,000円となっています。
ヘッドユニット
近年はあまり見かけなくなりましたが、音源の再生・停止、音量を調節する機構などを持つ機器です。とくに、カーナビ操作と兼用できる製品であれば人気が高いです。料金の目安として、ALPINE製の場合5,000円～1万6,000円となっています。KENWOOD製の場合1万1,000円～2万5,000円となっています。
車載用アンプ
カースピーカーの音質をさらに向上させる車載用アンプ（増幅装置）ですが、こちらも売却できます。ただし、車載用アンプ単体よりも、スピーカーとセットで売却した方が高価売却を実現しやすいです。
中古市場でも人気を集めているため、供給量と比較して需要が多くなっています。国内メーカーのみならず海外メーカーの製品も人気です。料金の目安として、ロックフォード製の場合1万円～2万2,000円となっています。ALPINE製の場合6,000円～1万5,000円となっています。
ウーファー
ユニットやセット次第では高額になる可能性があります。なお、人気を集めているものは海外メーカーのもので、サイズも大きめのものが高価取引されています。
また、ユーザー自身でも比較的簡単に取り外しできるため、不用品として処分せずに売却して現金化しましょう。料金の目安として、ロックフォード製の場合4,000円～1万2,000円となっています。FOCAL製の場合7,000円～2万円となっています。
純正カーオーディオは買取不可？
ここまで、スピーカーやウーファーなどの商品に注目しましたが、純正カーオーディオも買取してくれるのでしょうか。
買取の可能性がある純正品
基本的に買取できる可能性はあります。しかし、純正オプションや高級車の純正オプションであれば、高価で買取してもらえる可能性があります。あらかじめ、査定を依頼する前に業者に確認してみましょう。
カーオーディオを高く買い取ってもらうコツ
では、カーオーディオを高価買取してもらうには、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。ここでは、買取のコツをいくつか紹介します。
きれいな状態で査定してもらう
長い間使用していた機器には、ほこりが蓄積されていることが多いです。できる限りほこりを取り払ってきれいな状態にしましょう。きれいな状態で買取できると、業者が外観の手入れなどに時間を割く必要がなくなります。また、内部の状態確認がしやすく、動作も正常稼働する可能性が高くなるため、査定額がアップしやすくなります。
動作確認をしておく
きれいにしておくと同時に、きちんと音が鳴るかどうかをチェックしておきましょう。動作不良でも買い取ってもらえる可能性はありますが、買取価格が落ちてしまうか、価格がつかずに引き取ってもらうケースもあるため、注意しておきましょう。
不要になったタイミングで売却する
早めの売却を推奨する理由は複数あります。まず、そのまま放置しておくと古いタイプになり、買取すら難しくなることがあります。中古市場では古くなったタイプのモデルを好んで購入する人もいますが、限定モデルや人気モデルでない限り、需要は落ちます。
次に、保管状況により劣化が進行します。使用できなくなると売却が難しくなります。そして、自宅の物置スペースを占領する可能性もあります。
以上のことから早めの売却を検討しましょう。
カー用品とまとめて査定を依頼する
カーオーディオと関連パーツを売却したいと考えている人は、できる限りまとめて査定を依頼しましょう。業者にとって出張料が安く抑えられるメリットがあるからです。この際、不要になったカー用品の査定を依頼するとよいでしょう。たとえば、アルミホイールやルーフキャリアなどです。査定のときは依頼数が多いほど査定額がアップしやすいため、積極的に査定を依頼しましょう。
まとめ
カーオーディオは、売却するタイミングと製品の保存状態が査定額に大きく影響を与えるでしょう。売却のタイミングがわからない人は、業者のホームページに買取強化中の製品が掲載されていることがあるため、参考にしてください。また、直接確認してみるのもよいでしょう。少しでも高く売却したい人は、コツを踏まえて対策を怠らないようにしましょう。
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