マイクやスピーカーなどの音響機器について詳しく知りたい人に、今回の記事はおすすめです。これらはPA機器とよばれていますが、一般的にはあまり馴染みがないでしょう。しかし、一度は目にしたことがあるので理解するのにさほど労力を必要としません。音響機器の役割についても触れていきます。ぜひ参考にしてください。
PA機器とは
一般的に使用されている用語ではありませんが、マイクやスピーカーなどは目にしたことがあるでしょう。
マイクやアンプなどのこと
一般の人には馴染みがない用語ですが、パブリック・アドレスを略した言葉がPAです。具体的にはマイクやアンプなどの音響機器を指します。アナウンスやスピーチで使用するものをPA機器とよびます。現場で音響機器を専門に扱うスタッフをPAとよぶときもあります。
PA機器が使用されるシーン
多くの場面で使用されています。たとえば、学校の集会、企業の会合、ライブ、コンサートなどです。地声では声の大きさや伝わる範囲が限定されてしまいます。その弱点を補う目的で活用されています。
PA機器の構成
さまざまなもので構成されています。目的や用途に応じて使い分ける必要があるので間違えないように注意しましょう。
マイク
身近に思い浮かぶPA機器といえばマイクでしょう。イベントやカラオケなどで使用されています。リーズナブルに購入できるダイナミックマイクと、レコーディングに適しているコンデンサマイクに分けられます。指向性や用途に応じてマイクを使い分けることも可能です。さまざまな種類のものが用意されています。
ミキサー
レコーディングした音を編集するために活用するのがミキサーです。アナログミキサー、デジタルミキサー、パワードミキサーの3つに分けられます。こちらの作業はスタッフの力量によるものが大きいのが特徴です。
アンプ
大きな音を聞きたいときに使用します。アンプが電気信号をスピーカーに送ることで音のボリュームを調整できます。なお、家庭用のオーディオ機器では、アンプが内蔵されている場合がほとんどです。
スピーカー
アンプから電気信号を受け取ることで音を出しています。パッシブスピーカー、アクティブスピーカー、メインスピーカーなどの種類に分けられます。
ケーブルプロテクター
ケーブルは摩擦や折れに弱いので保護しなければいけません。室内で配線する場合はさほど必要ありませんが、屋外で配線する場合はケーブルを保護しましょう。この際に使用されるのがケーブルプロテクターです。車が走行したときにケーブルが断線してしまわないようにします。
PA機器の役割
さまざまな役割を担っています。馴染みのあるものからそうではないものまでありますが、ライブやコンサートをイメージすると理解が進むでしょう。
音を電気信号へ変換する
こちらはマイクやさまざまな種類のメディアプレイヤーを使用します。音響システムで処理するために必要となっています。
音を集約して調整する
たとえばレコーディングするときに、ボーカル、バックコーラス、ギター、ピアノなどの音をそのままCDに収録すると、どの音も強調されていて聞きづらいものとなってしまいます。音の強弱をつけて音を組み合わせる作業がミキサーです。
音を増幅させる
音が充分に届くようにボリュームを上げる作業をアンプが行います。
音を出す
音が広範囲に聞こえるようにする役割を担っています。ライブやコンサートで使用されているスピーカーが代表例です。
まとめ
普段の生活や娯楽で何気なく使用しているPA機器ですが、機器の構成や役割を知ることで今まで以上に興味が持てるようになったのではないでしょうか。PA機器を使用したいときは購入する方法がありますが高額なので、レンタルサービスを利用しましょう。必要なときに必要なものだけレンタルできるので費用を抑えられるメリットがあります。詳細はインターネットで調べてください。