資格を持っているオーディオ買取業者に依頼しよう

公開日:2019/09/15 最終更新日:2024/02/15

オーディオ買取に専門の資格はありませんが、正しい価値を知っている専門家がいる買取店に買い取ってもらうのが良いのは言うまでもありません。

買取業者と一言で言っても特定分野に精通した店舗がありますので、オーディオならやはりオーディオ専門の買取店を探すのが一番のおすすめです。

それではどんな買取店を選べば良いのでしょうか。

信頼できるのは古物商許可を持つ買取業者です

まず、一般的な買取店に必要な資格から見ていきましょう。買取業を営むために必要な資格は、古物商許可です。中古品や新品未開封品などを売買する取扱業者として営業をする場合は、管轄の警察署に古物商許可を申請する必要があります。

万が一無許可営業をした場合は懲役3年または100万円以下の罰金という重い罰を課せられますので、きちんとした業者を選ぶことはとても重要です。

近年はインターネットの買取店も増えましたが、買取を依頼する前には、きちんと古物商許可を得ている業者かどうか確認しましょう。この制度は、組織犯罪の利用防止や被害回復などの観点から、古物を売買する業者に設けられた経緯があります。

古物商許可を持つ業者には一定の古物取引をした場合古物台帳へ記録する義務付けなどがあり、信頼できる業者に依頼することでトラブルのない取引ができます。

そのうえで、特に専門とするジャンルを持つ業者を選べば、安心して正しい査定を受けることができるでしょう。オーディオならもちろんオーディオに詳しい専門家がいる業者を選ぶのが一番です。

買取業者の得意分野を見極めましょう

オーディオ買取業者の中にも、さらに得意分野があります。一言でオーディオと言ってもさまざまな種類があり、音響に関する装置はすべて該当する広いジャンルです。そのため、アンプに詳しい業者もいればスピーカーに詳しい業者もいますし、得意分野もメーカー知識から専門技術までさまざまです。

持っている知識によって査定価格は大きく変わるジャンルなので、是非それぞれの機器で正当な評価を受けたいと考えるのは当然でしょう。ただオーディオの場合難しいのは、単品では使うことができないことです。

ステレオセットなどは、レコードプレーヤーやチューナー、アンプなどのほか、スピーカーなどがついて1セットになっていることが多いですが、それぞれでは使えません。場合によっては価値がバラバラなこともありますが、単品で出すかセットで出すかはかなり難しいところです。

もちろん、マニアならアンプだけでもスピーカーだけでもニーズがありますが、一般的なリサイクルショップではセット以外では受け付けてもらえない可能性もあります。オーディオを売るならやはりできるだけ詳しい専門業者を見つけたほうが、セットにこだわらず個別に正しく査定を受けられる可能性があるでしょう。

高く売るなら相場を知る知識が必要です

オーディオに限りませんが、古物には市場相場があり、常に変動しています。こうした最新の情報を知ったうえで査定を受けることができると、高評価が得られる可能性を逃すことが少なくなります。

もちろん状態にもよるため一概に言えませんが、オーディオ機器はメーカーによって開発方針が大きく異なり、性能以外にも好き好きが大きく影響する世界です。そのため古いものでも非常に人気があるものもありますし、時代のブームで価格が大きく上がるときもあります。

プレミアがつきやすいメーカーなどもありますので、きちんと正当に評価してくれる専門業者に持ち込まないと損をするかもしれません。こうした業界の相場情報は、一般的なリサイクルショップではまず持っていませんので、まずは専門の業者に持ち込むようにしてください。

オーディオ買取に必要な資格は古物商許可です。信頼できる買取業者を選ぶのは大前提ですが、そのうえでオーディオの専門知識を持つ業者を選ぶことが大切です。オーディオは単体で使えるものではないので、一般的なリサイクルショップではセットでないと買い取ってもらえない場合が多いですが、専門業者なら個別査定も可能です。

古くても人気が高いメーカーなどもありますので、正しい価値を査定してくれる信頼できる業者を選ぶことが大切です。

オーディオ買取業者比較表