レコードプレーヤーやターンテーブルは高く売れる?買取相場をご紹介

公開日:2022/04/15 最終更新日:2024/02/12

今どきの若い世代なら、音楽を聴く手段はスマートフォンが圧倒的でレコードプレーヤーが自宅にあるというのも珍しいことではないでしょうか。しかし、オーディオ機器にこだわりを持つ人の間では、まだまだ需要がありレコードプレーヤーやターンテーブルも買取ってもらうことが可能です。気になる買取相場は?高く売れるのかを解説しましょう。

レコードプレーヤーの特徴

レコードプレーヤーは、アナログレコードを再生するオーディオ機器です。レコードプレーヤーの信号は非常に微弱なため、アンプで増幅することが必要で、最終的にスピーカーやヘッドフォンにより音楽を聴くことができるようになります。レコードプレーヤーの構造は以下の通りです。

ターンテーブル

レコードを乗せ回転させる部分です。駆動方式は2種類あり、ゴムベルトによりモーター軸の回転を伝える「ベルトドライブ式」と、ターンテーブルを直接モーター軸に結合させ回転させる「ダイレクトドライブ式」です。

カートリッジ

カートリッジは音溝の振動を拾うための「針」で、ヘッドシェルに取り付けて使用します。

トーンアーム

カートリッジを支え、レコードをトレースするためのアームです。

ターンテーブルの特徴

ターンテーブルはレコードプレーヤーのように音楽を再生することもできますが、DJプレイを行うために使用されることが多いプレーヤーです。DJプレイにも耐えられるように、機能性や耐久性は一般的なレコードプレーヤーよりも高く、止めたり再生したり、逆回転やスクラッチなどの動きもスムーズに行うことができます。

ターンテーブルにもレコードプレーヤーと同様に「ベルトドライブ式」と「ダイレクトドライブ式」がありますが、DJプレイを行うなら回転の立ち上がりが早いダイレクトドライブ式がおすすめです。

その他のプレーヤー

その他のプレーヤーでは、CDプレーヤーやMDプレーヤー、カセットデッキなどがあります。

CDプレーヤー

1982年に発売されたCDを再生するためのオーディオ機器で、それまでのレコードプレーヤーやカセットデッキに変わり一般家庭にも普及していきました。CDプレーヤーにアンプとスピーカーが一緒になった「コンボ」が一般的なスタイルですが、CDプレーヤー単体で高価な製品も販売されています。

とくに、ハイクオリティなCDである「SACD」を再生するための専用CDプレーヤーは、買取でも高額査定が期待されます。

MDプレーヤー

1990年代に登場したオーディオ機器で、「MD」とはミニディスクの略称です。コンパクトなためCDよりも使い勝手がよく利用している人も多かったのですが、現在では見かけることも少なくなり需要も激減、買取価格も安くなっています。

カセットデッキ

1960年代頃から普及したカセットデッキは、再生だけでなく録音も行うことができ、今も年配の方などに根強いファンも少なくないようです。機種によっては高価買取も期待できます。

レコードプレーヤーやターンテーブルの買取相場

レコードプレーヤーやターンテーブルは、メーカーや機種だけでなく業者によっても買取価格は異なります。また、その時々で買取価格が変動するので、買取を検討している時は問い合わせてみることをおすすめします。買取相場の例を挙げてみましょう。

DENONDP-1300M

2001年までは「デンオン」と呼ばれていたメーカーの「DENON(デノン)」、DP-1300Mは2003年に発売された人気の高いレコードプレーヤーです。すでに生産中止となったプレーヤーで、買取相場は3万円~6万円程度です。

Technics(テクニクス)SL-1200MK2

Technics(テクニクス)はパナソニックの高級音響機器ブランド、SL-1200MK2は1979年に発売されたターンテーブルで、発売当時はその機能性の高さからDJ業界に衝撃を与えたといわれています。買取相場は、7,000円~1万円程度です。

国内・海外のさまざまなメーカーのレコードプレーヤー・ターンテーブルを買取ってもらうことができますが、買取価格は変動するので業者に問い合わせてみましょう。高く買取ってもらうには、ホコリを拭き取るなどキレイな状態で査定してもらうことが大切です。また、レコードプレーヤー・ターンテーブルは壊れていても買取ってもらえる可能性がありますが、高く買取ってもらうには動かなくなる前に、早めに売るようにしてください。

オーディオ買取業者比較表

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